Doxygen
さて、本日はDoxygenについて書こうと思います。
筆者はAppleライクなリファレンスを生成できるappledocを利用していましたが、なぜかXcode6.2でうまく生成できないことやAppleの公式リファレンスのデザインが以前より大幅に変更されたことからDoxygenを使うことにしました。
DoxygenはC++, C, Java, Objective-C, Python, IDL, Fortran, VHDL, PHP, C#のためのドキュメントジェネレータツールです。
独特のリファレンススタイルであるものの、下記3点のメリットがあると公式サイトに書かれています。
- ドキュメントとソースコードの一貫性を保つことが容易
- 文書化されていないソースファイルから、 コードの構造を抽出するように設定可能
- Doxygen を「乱用 (abuse)」して、 通常のドキュメントを作成可能
では、早速使ってみることにしましょう。
Doxygenの使い方
まず、Doxygen公式サイトからダウンロードしましょう。
PCへのインストールが完了すると、下記のウィンドウが表示されます。
ドラッグ&ドロップでApplicationに追加しましょう。
Doxygenを起動します。
すると下記のようなウィンドウが表示されます。
各項目を下記のように指定しましょう。
そして、Runをクリックしてタブを切り替えます。そして、Run doxygenをクリックします。
すると、Output produced by doxygenにログが出力されます。
完了したら、 Show HTML output をクリックしましょう。
ブラウザが起動して、リファレンスが表示されるはずです。
クラス間の関係性もわかるため、なかなか良い気がします。
appledocとほとんど書式も同じっぽいですし。
少しずつ慣れていこうと思います。
といったところで今日はここまで。