自作ライブラリをCocoaPodsでインストールしたい
さて、本日はCocoaPodsについて書いてみます。
最近、GitHubなどで公開されているiOS向けOSSのほとんどはCocoaPodsで管理されていることと思います。
そんな中、『自分で開発したライブラリも皆に使ってもらうなら、カッコよくCocoaPodsでインストールしてほしい』といった思いも出てきますよね。
よし!やってみよう!というのが本日の記事です。
では、早速、その手順です。
まずは、CocoaPodsで管理する対象の構造を下記に示します。
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1.GitHubにファイルをアップロード
OSSとして公開するのですから、GitHubにアップしましょう。
アカウントを作成して、新レポジトリを作成しましょう。
詳しくはGitHub(ギットハブ)の使い方:登録編を参考にしましょう。
2.podspecファイルを作成
ターミナルから公開したいファイルの階層に入り、podspecファイルを作成しましょう。
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3.podspecファイルを編集
podspecファイルを編集して、GitHubとの連携などを設定しましょう。
とにかく今回書いたpodspecファイルは下記です。
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s.source
にはCocoaPodsでのインストールをするために:git => "..."
の部分にGitHubからCloneするたときに指定するURLを書きましょう。
そして、CocoaPodsでインストールした後もフォルダ構成を保ちたいのであれば、単純にs.source_files = "Classes", "Classes/**/*.{h,m}"
と指定するのではなく、
s.subspec 'jsonUtil' do |ss| 〜 end
と指定しましょう。
さて、これで全ての対応が完了しました。
実際に、CocoaPodsでインストールしてみましょう!
思い描いた通りに自作ライブラリが追加されているはずです。
といったところで今日はここまで。